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Shogo Takatani
高谷彰吾


意味に彩られた世界 その2
私たちは、周りの世界から入ってくる情報の多くを無視している。見慣れた景色を思い浮かべてほしい。会社の自分のデスクの上に何が置いてあるのか、いつも見ているのに、それを意識する瞬間はほとんどない。冷蔵庫に貼ったメモのは内容は、メモ用紙の存在ごと忘れてしまう。毎日見ているにも関わ...
Shogo
2024年12月18日読了時間: 3分


意味に彩られた世界 その1
私はものに心を動かされることや、それを表現することの意味を調べている。そのなかで、心理学の研究の大転換について知った。従来の心理学は、脳を情報処理装置、そして身体を出力装置として扱う、いわゆる「行動主義心理学」が主流だった。そこでは、心は科学が扱う問題ではない、あるいは存在...
Shogo
2024年11月30日読了時間: 1分


理性と感情
物語の理性的な人物は、感情を見せず合理的な判断をする人物として描かれる。一般的に、理性と感情は相反するもので、感情的であることは悪いと思われている。今回は脳神経科学の研究者である櫻井武博士の著書『「こころ」はいかにして生まれるのか』の内容をもとに、私なりに感情の意味を考えて...
Shogo
2024年11月18日読了時間: 3分


取り残された植物
私たちの周りに、予想外の場所から植物が生えていることがある 。御神木のように守られてきた植物だけでなく、偶然人の生活の中に入り込んで、いつの間にか馴染んでしまった植物もある。 温暖で雨の多い日本では、放っておくと草が茂り、そして低木や大きな木が育ち、やがて照葉樹が主体の暗い...
Shogo
2024年9月10日読了時間: 5分


軒先の植物
#軒先の植物 #日本文化の多様性 #照葉樹林文化 日本では、住宅の 軒先や入り口付近に 植物を植える。無機質な街中でも、軒先の植物がある場所は、その周 りが明るく 生き生きとしている 。おそらく多くの日本人は軒先で植物を育てる慣習を、伝統とは考えずに自然に行っている。しかし...
Shogo
2024年8月28日読了時間: 3分
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